SBCニュースワイドで大野医院の取組みを紹介していただきました
医療現場の今・「患者から逃げたくない」コロナ対応に追われる診療所検査キット不足も懸念 長野・松本市
先月末は、県内で一日に過去最多の680人余りの新型コロナウイルス感染者が確認されました。松本市内でも感染拡大が続いています。私たち大野医院では2020年12月に発熱外来(トリアージルーム)を設置し、新型コロナが疑われる患者様の診療・検査にあたっています。
前回のデルタ株(第5波)の時と比べて今回は明らかに患者様の数が増えており、陽性率も明らかに高くなっている実感があります。陽性と判定される方の中にも「ただだるいだけ」とか「ただ喉が痛いだけ」といった方が、念のために検査を受けた結果陽性だった、といったケースも多くみられます。
当院ではスタッフと発熱のある患者様の接触を極力避けるため、受診者とはできるだけ電話で症状の聞き取りや検査を行い、対面で検査を行う場合は院外のトリアージルームで検査を行う体制をとっています。当院ではNEAR法という方法で検査を行っており、陽性の場合は3分ほど、陰性の場合は10分ほどで結果が出ます。
検査の結果、陽性が確認された場合は保健所に連絡し、入院など次の段階に繋げます。
現在徐々に検査キットが入手しづらくなってきているため、実際に咳や発熱などの症状のある方の検査を優先し、濃厚接触者や症状はないが検査を受けたい方への検査はお断りさせていただいております。
(2022.02.26更新)検査キットの供給が安定してきましたので、症状のない方の新型コロナウイルス検査も現在は受け付けています。オミクロン株の流行以降、軽い症状で来院される方の中にも陽性の判定が出る方が大変増えています。体調に異変を感じた時はできるだけ早く検査を受けてください。
職場や学校など身近に陽性者が出た場合や、家族の中に感染者が出てしまった場合などの対処や注意点について、以下の記事でまとめていますのでこちらも参考にしていただければ幸いです。